入居先が決まり契約が終わったら、「あとは荷造りして荷物を搬入するだけ」と考えがちです。特に内見時の部屋の印象がいいと、「キレイで何の問題のない物件(=そのまま入居しても快適に暮らせる物件)」のように思えます。

ただ内見のときは部屋の雰囲気や日当たりなどを中心に部屋を見るため、細部まで確認することはありません。そのため内見時に「きれいな部屋である」と思っても、入居後に細かな部分の汚れに気付くケースは多いです。

また入居後に部屋の不備や汚れなどに気付いた場合、大家に申し出ても「あなたの不注意によるものではないか」と疑われかねません。その結果、せっかくの新生活を楽しめなくなってしまいます。

それでは、引越し後に快適な生活を送るためには、どのような入居準備を行えばいいのでしょうか? また入居前準備を効率良く進めるためには、どのような流れで作業を進めればいいのでしょうか?

ここでは、引越しの際に入居前の賃貸物件でやるべきことと作業の流れについて解説していきます。

入居前の部屋のチェックポイント

入居前の部屋を確認する際には、具体的にどのような点に着目すればいいのでしょうか。

まず、部屋のハウスクリーニングが終わっていれば、壁や床など、一目でわかるようなところに汚れ・破損はないと考えていいです。

一方で、内見時には見ないようなところには注意が必要です。例えば天井や巾木(壁と床の接合部分)、ドアノブの裏側などにシミ・傷があっても、内見時には気づきません。そのまま住んでしまうと、退去時に修繕費用を請求される可能性があります。

また、カーテンレールや戸棚の取っ手、タオル掛けなどは経年劣化でゆがみが生じているケースがあります。このような場合、内見時には問題ないように見えても、暮らし始めるとすぐに破損する可能性があります。そのため、入居前にぐらつきやゆるみなどがないかを確認しておきましょう。

他にも、季節によっては内見時に窓を開けないことがあります。このような場合、季節が変わって窓を開けようとすると、ゆがんでいて開きづらかったり網戸が一部破損していたりすることに気付くケースが多いです。

実際、私が冬に引越した際、内見時に窓を開けないまま入居しました。その後、春になって窓を開けようとしたら、窓枠が歪んでいてスムーズに開けられないことに気付きました。

また別の引越しでは、入居後にドアノブ裏の傷に気付いたケースもあります。以下は、実際に私が引越した部屋のドアノブの写真です。

このドアノブ裏側は塗装が剥げており、中の金属部分がむき出しになっています。扉の傷には入居前に気付きましたが、ドアノブの塗装剥げに気付いたのは入居後しばらくしてからです。

このとき、退去時にこれらの汚損・破損部分について「入居後に気付いたが、自分の過失によるものではない」と伝えたところ、修繕費用を請求されることはありませんでした。ただ、大家によっては無駄な費用を請求される可能性があったのです。

このように、一見きれいに見える物件であっても、内見時に確認できない細部には汚れ・破損がある可能性があります。そのため入居前に部屋チェックでは、ドアや戸棚など、内見時には見ないような点をしっかり確認しておきましょう。

備え付けのエアコンが残置物だとクリーニングされていない可能性がある

また賃貸物件にエアコンが付いている場合、清掃の状態を確認した方がいいです。部屋に設置されているエアコンが前の入居者の残置物である場合、エアコンは大家の所有物ではない(=部屋の貸し出し時にクリーニングする義務がない)ためです。

ただ中には、入居前に相談すれば残置物のエアコンであっても、クリーニングしてくれる大家もいます。

またエアコンが残置物であるにもかかわらず「エアコン付き物件」と入居者を募集している場合、大家はエアコンを入居者が問題なく使える状態(=クリーニング済)にする必要があります。そのため備え付けのエアコンが汚れているようであれば、まずは大家にクリーニングを依頼しましょう。

一方で、大家が残置物であることを理由にエアコンのクリーニングを拒否した場合、まずはエアコンの型を確認しましょう。新しいエアコンであれば、エアコンをクリーニングして使用すればいいです。

一方で10年以上前の古いエアコンだと、冷却機能や省エネ機能が低下しています。このような場合、費用をかけてクリーニングするよりも、新しいものに買い替えた方がお得になる可能性が高いです。

残置物のエアコンが不要なのであれば、大家の負担で排除してもらうことができます。エアコンの取り外しには業者の利用料金がかかるため、残置物のエアコンを使いたくないのであれば入居前に取り外しを依頼しましょう。

入居前の部屋を掃除し、コーティングを施す

なお賃貸物件を所持するオーナーには、新しく入居する人にきれいな部屋を提供する義務があります。ただ、これは「業者によるクリーニングを必ず入れる」という義務があるわけではありません。そのため、入居前の部屋の清掃状況は賃貸物件によって異なります。

例えば一般的な大家であれば、新しい入居者が引越してくる前に業者によるクリーニングを入れるのが一般的です。ただ中には、ハウスクリーニングとして大家自身で掃除するケースがあります。クリーニング業者によっては、パッと見てわかる範囲しか清掃しないケースもあります。

また、しっかりクリーニングが入った後の部屋であっても、クリーニングから入居までに期間が空いているとホコリが溜まっていることは多いです。

そのためきれいな部屋で新しい生活を始めたいのであれば、入居前の部屋を掃除しましょう。そうすることで、快適な新生活を始められる上に、掃除の際に部屋の汚れや破損などを見つけやすくなります。

入居前の掃除には使い捨てのアイテムを持っていく

なお自宅の掃除では、掃除機の使用や雑巾での水拭きなどを行うのが一般的です。ただ入居前の部屋掃除では、基本的に電気や水道を使用しない掃除を想定した方がいいです。

まず、電気や水道などを使用した掃除だと、掃除機や水拭き用バケツなどを新居へ持って行くことになります。車で移動する場合は問題ないですが、徒歩や電車での移動でこれら荷物を持って行くことはできません。

また引越し先が新築である場合、引越し日の前に新居へ出向くケースがあります。入居前の物件であっても、ブレーカーや元栓などを開放すれば電気・水道を利用できます。そのため新築物件へ車で引越すのであれば、掃除機や水拭きなどによる掃除が可能です。

ただ、掃除のために電気・水を使用すると、使用量が大幅に上がります。そうすると「居住者がいる」と見なされ、電気や水道の契約開始日となる可能性があります。

電気や水道などは、使用した分の料金だけでなく基本料金がかかるのが一般的です。そのため入居前の掃除によって電気・水道の契約が始まってしまうと、入居日までの電気・水道料金を無駄に支払わなければならなくなります。

このようなことから引越し日当日に車で移動する場合を除き、入居前の部屋を掃除する場合は、電気・水道を使わずに行う方法を確認しておきましょう。具体的には、以下の小物類を大きめのカバンに詰めて掃除に出向くといいです。

  • 伸縮性のあるフロアワイパー・フロアモップ
  • 使い捨ての掃除シート、またはキッチンペーパーとアルコールスプレー
  • 小さめのゴミ袋を複数枚
  • ゴム手袋やビニール手袋

これらの活用方法について、それぞれ解説していきます。

・伸縮性のあるフロアワイパーやフロアモップ

床・天井のホコリ掃除には、伸縮式のフロアワイパーやフロアモップを持っていくといいです。例えば以下のようになります。

このような伸縮式のワイパーであれば、1本持って行くだけで床や天井のホコリを容易に掃除することができます。また、伸縮式のワイパーであれば、以下のようにトートバックにも入る大きさにまとめることができます。

徒歩で新居の掃除に出向かなければいけない場合であっても、伸縮性のあるワイパー・モップであれば問題なく持ち運ぶことができます。そのため入居前の部屋の掃除では、コンパクトにまとまるワイパー・モップを持っていきましょう。

・使い捨ての掃除シート、またはキッチンペーパーと洗剤

通常、拭き掃除をする際には雑巾と洗剤を使います。ただ雑巾だと何度も洗う必要があり、水道を使わないと掃除できません。そこで入居前の部屋へは使い捨ての掃除シートやキッチンペーパーなどを持っていきましょう。

例えば使い捨ての掃除シートは、ホームセンターや100円ショップなどで入手可能です。

このような掃除シートには洗剤が含まれており、リビング用や水回り用、畳用など、さまざまな種類のものが販売されています。また持ち運びも容易であるため、これを持っていくだけで簡単に掃除を終わらせることができます。

また掃除シートを利用しないのであれば、キッチンペーパー1ロールと台所用アルコールスプレーを持っていくと便利です。キッチンペーパーは破れにくく丈夫なため、さまざまな箇所の拭き掃除に適しています。

またアルコールスプレーはさまざまな汚れを落とすことができる上に、部屋の除菌も行うことができます。クリーニング後の部屋であればアルコールスプレー1本で十分に汚れを落とすことができるため、洗剤をいくつも持って行くよりも効率がいいです。

なお、水回りのカビは業者によるクリーニングなどできれいになっているのが基本です。そのため、基本的にはカビ取り剤を持っていく必要はありません。

ただ場合によっては、業者の見落としなどによって浴室の細かいところにカビが残っているケースもあります。大家に伝えればきれいにしてもらえるケースがほとんどですが、自分で清掃するのであればカビ除去剤とキッチンペーパーなどを持っていきましょう。

このとき、カビ除去剤を流す程度の量であれば、入居前であっても水道を使用して問題ありません。カビ取り剤が壁に付着したままだと素材が傷むので、必ず水で洗剤を洗い流しましょう。

・小さめのゴミ袋を複数枚

前述のように入居前の部屋の掃除では使い捨てのシートなどを活用して掃除をした方がいいです。そのため、使い終わったシートをまとめるゴミ袋を忘れずに持っていきましょう。

このとき、掃除の際には使い捨てのシート外袋などもゴミとして出ます。あとから分別する手間を省くために、ゴミ袋を数枚持っていくと便利です。

・ゴム手袋やビニール手袋

また前述のように、入居前の部屋では水を使用しないのが基本なので何度も手を洗うことができません。洗剤を長時間利用すると手に負担がかかるため、普段ゴム手袋を利用しない人であっても入居前の掃除ではゴム手袋を持参しましょう。

また「ゴム手袋だと硬くて掃除がしにくい」と感じるのであれば、使い捨てのビニール手袋を活用するといいです。ビニール手袋であれば、ゴム手袋よりも薄いため素手に近い感覚で掃除できます。

ただビニール手袋はゴムに比べて摩擦が少ないため、簡単に脱げてしまいます。そのためビニール手袋を利用する際には、輪ゴムを手首にかけてビニール袋を固定しましょう。こうすることで、掃除中にビニール手袋が脱げることなく作業できます。

市販のコーティング剤を使えば、入居後も汚れが付きにくくなる

このようにして入居前の部屋を掃除し終えたら、最後に市販のコーティング剤を利用することをおすすめします。例えば以下は、ホームセンターの洗剤売り場です。

ここには浴室のカビ防止剤や水回りの撥水コーティング剤などが陳列されています。このようなアイテムを使用すれば、汚れやカビなどが発生しにくくなり、入居後の掃除を楽にすることができます。

入居前の荷物が全くない状態は汚れ防止コーティングのチャンスなので、可能な限り行うようにしましょう。

入居前の害虫対策

部屋の汚損・破損確認と掃除を終えたら、最後に部屋の害虫対策を行いましょう。

前述のように、大家は新しく入居者が入る前に賃貸物件の清掃を済ませるのが一般的です。ただ一方で、大家が害虫対策まで済ませることは基本的にありません。

そのため何の対策もせずに引越すと、引越し後に害虫と出会う可能性が高いです。新居の害虫対策は、あなた自身が行う必要があるのです。

このとき、害虫対策は入居前に行った方が効果的です。そのため引越し後に害虫と出くわしたくないのであれば、以下のような流れで入居前に害虫対策を実施しましょう。

  1. くん煙殺虫剤を利用する
  2. 一軒家やアパート1階の場合、アリの巣を駆除する
  3. 害虫の侵入経路となる隙間を塞ぐ
  4. 入居直後にも害虫対策を行う

以下で詳しく解説していきます。

くん煙殺虫剤を利用する

まず、害虫は人間が出す食べ物のカスや皮脂、それらが集まったホコリなどを食べたり、これらを食べる虫を食べたりするために侵入します。そのため、部屋の掃除は害虫対策の基本中の基本です。

ただ、念入りに掃除して部屋をきれいにしても、すでに入り込んでいる虫に対しては対策できません。そのため部屋の掃除を終えたら、以下のようなくん煙タイプの殺虫剤で部屋中を殺虫しましょう。

このような殺虫剤を使えば、部屋中の隅々まで殺虫することができます。また部屋全体を殺虫することで、数ヶ月ほどの害虫忌避効果を得ることもできます。

このとき、火災報知器の中には燻煙殺虫剤に反応するケースがあります。必ず報知器にカバーをかけてから燻煙剤を使用しましょう。

また燻煙殺虫剤を使用する際には、キッチンや洗面台下などの戸棚をすべて開けましょう。そうすることで入居後には害虫が潜みやすい場所まで殺虫剤を行き届かせることができます。

なお、くん煙殺虫剤の使用時には部屋を閉め切った状態を2時間維持する必要があります。そのため引越し日当日に掃除・害虫対策を行うのであれば、荷物の搬入の3時間前には新居に着くようにしましょう。

一軒家やアパート1階の部屋の場合、アリの巣を駆除する

また一軒家やアパート1階の部屋へ引越す場合、周辺のアリの巣を除去しておいた方がいいです。木造住宅だとアリが侵入できる隙間が多く、何かのきっかけでアリが一度来ると何度も侵入されることになるためです。

このとき、アリの巣を発見できれば上から殺虫剤をまけばいいです。ただアリの巣を見つけられなかったり探す時間を取れなかったりするのであれば、以下のような市販の毒餌を家の周りに設置しましょう。

例えば引越し先が一軒家であれば、家を囲むようにアリの巣除去剤を複数個設置するといいです。アパートの一階であれば、窓の下に1~2つ設置しておけば侵入する可能性のあるアリの巣を排除できます。

害虫の侵入経路となる隙間を塞ぐ

部屋と住宅周辺の殺虫が終わったら、次は部屋に虫が侵入しないように隙間を埋めましょう。

例えば網戸がある窓であっても、窓とサッシの間には隙間があります。隙間が1mmでもあると、害虫が侵入する可能性があります。そのため、窓とサッシの間を以下のような隙間テープでしっかり埋めましょう。

またキッチンの排水溝まわりは、ゴキブリの侵入経路になります。以下は、キッチン下の排水溝パイプです。

害虫対策を施していない場合、写真のように排水パイプの横に隙間があります。ほんの数ミリの隙間でもゴキブリは侵入可能なので、入居前に隙間テープなどで埋めておきましょう。

また部屋にエアコンが備え付けられている場合、通風孔や室外機ホースなどから害虫が侵入する可能性があります。害虫侵入防止用のフィルターを装着し、侵入経路を断ちましょう。

入居直後にも害虫対策を行う

このようにして部屋の隙間を埋めたら、あとは荷物を搬入して入居することになります。このとき荷物を搬入したら、もう一度くん煙殺虫剤を使用することをおすすめします。荷物を介して旧居から虫を運んでいる可能性があるためです。

また中には、荷物に害虫の卵が付着していることもあります。このような場合、引越し後しばらくしてから卵が孵って害虫が発生することになります。

このとき、入居後すぐにくん煙殺虫剤を使用しておけば、旧居から運び込んだ害虫や荷物に付いている害虫の卵を駆除することができます。入居直後であればくん煙殺虫剤から荷物を保護する作業も少なくて済むため、面倒でも必ず行っておきましょう。

またダンボールはゴキブリが卵を産みやすいので、入居後はなるべく早く荷解きを行い、使用済みのダンボールを早急に廃棄しましょう。

入居前に部屋をしっかりチェックし、掃除と害虫対策を行う

新居の契約を終えて、荷物を運び込めば引越しを完了できます。ただ可能であれば、荷物搬入の3時間前には新居へ出向いて入居準備を行いましょう。

具体的には、まず入居前の部屋に汚れや破損などがないか確認しましょう。入居後に汚れ・破損に気付くと、退去時に修繕費用を請求されるリスクがあるからです。

また部屋の汚れ・破損チェックと並行して、部屋の掃除も行いましょう。クリーニング後の住居であっても、ホコリが溜まっていたり細部に汚れが残っていたりするケースは多いです。

部屋の掃除が終わったら、くん煙殺虫剤や隙間テープなどを活用して新居の害虫対策を行いましょう。また入居直後の荷解き前にもう一度くん煙殺虫剤を使用すれば、引越し後しばらく害虫に遭遇しにくくなります。このように入居前準備を進めて、快適な新生活を送りましょう。


引越しのとき、必須となるのが「複数社から見積もりを取ること」です。引越し価格には定価がなく、引越し業者によって見積もり額はバラバラです。そのため複数の業者から見積もりを取るだけで、何万円も節約できます。

例えば、以下は5人家族の長距離引越しで見積もりを取ったとき、4社に見積もりを依頼しました。このとき、最高額は438,264円でした。一方、最も安い業者は198,720円であり、半額以下の料金になりました。複数業者へ依頼しないだけで、大きな損をすることになります。

ただ、自ら業者を探して電話をかけるのは大変です。そこで、必要な情報を入力するだけで完了する一括見積もりを利用しましょう。

引越し侍

引越し侍ではアート、サカイ、日通、アリさんなどの大手が登録しており、入力作業は30秒で終わります。無料で利用できるサービスなので気軽に利用できます。

さらに大手だけでなく、中小の引越し業者も登録しているので低価格な引越しが可能になります。最大15社まで見積依頼でき、できるだけ複数の業者の見積もりを取り、最安値で引越しをしたい人に適しています。

SUUMO引越し見積もり

一般的に引越しの一括見積もりでは登録直後、たくさんの電話がかかってきます。こうした電話が嫌でメールだけで完結したい場合、SUUMO引越し見積もりを利用しましょう。

SUUMO引越し見積もりでは「電話番号の登録が任意」なので、メールだけで見積もりの日程調節が可能です。電話が嫌な場合、リクルート社が運営するSUUMO引越し見積もりが最適です。

おすすめの人気記事

・引越し料金を値切り、最安値の引越しを実現する時期や価格交渉術

引越し価格を安くするためには、適切な方法が存在します。見積もりを比較するのは当然として、例えば休日ではなく平日の引越しにするだけで、1万円以上の値引きは簡単です。

また、同じ日であっても午前の引越しを午後にするだけでも値引きが可能です。こうした価格交渉術について解説しています。

引越し価格を安くする交渉術

・引越しの割引制度(早割、紹介割引、社員割引)に意味がない理由

多くの場合、引越し業者は割引制度を設けています。ただ、残念ながらこうした割引はまったく意味がありません。引越しには定価が存在しないからです。

この事実を認識すると、なぜ引越しで何社もの見積もりを取らなければいけないのか理解できるようになります。格安引越しをするためにも、知識をつけなければいけません。

引越し業者の割引は無意味

安い引越しを実現する、訪問見積もりのコツや流れ、事前準備

見積もりのとき、必ず訪問見積もりとなります。電話やメールだけの見積もりでもいいですが、ほぼ100%の確率で失敗します。追加料金が必要になり、非常に高額な引越しになるのです。

ただ、訪問見積もりではどのような流れになるのでしょうか。またどう接すればいいのでしょうか。引越し業者の営業マンが訪問に来たときの対処法について確認していきます。

引越し業者の営業マンへの対処法

見積もり比較サイトでの引越しはおすすめ!料金はいくら安いのか

実際に見積もりを依頼するとき、自ら業者を調べて電話するのは非常に手間です。そこで、ほとんどの人が一括見積サイトを利用します。

ただ、そのような見積もり比較サイトが適切なのでしょうか。利用方法に違いはあるのでしょうか。これらを明らかにしていきながら、おすすめの見積もり比較サイトを紹介していきます。

おすすめの見積もり比較サイト