引越しの荷造りの中でも、大きな荷物として布団があります。日本人にとって布団は必須であり、現在の私の家にも複数の布団があります。

例えば、来客や親が私の家に泊まるときは布団を引っ張り出します。また、布団を敷いて寝るタイプのベッド(すのこベッドなど)も多いです。他には引越しのとき、ベッドがない状態であると最初は布団で寝ることになります。布団は多くの場面で活躍します。

ただ、布団は大きいので引越しのときにどのようにして荷造りをすればいいのか悩む人が多いです。家族での引越しだけでなく、単身での引越しについても布団の取り扱いは悩みます。そこでここでは、どのようにして布団の引越しをすればいいのかについて確認していきます。

布団をダンボールに詰めてはいけない

引越しで荷造りをするとき、多くのものをダンボールに詰めます。そのため、何かとダンボールへ入れようとする人は多いです。

ただ、布団についてはダンボールを使ってはいけません。まず、ダンボールに入れるとなると非常に大きいサイズのダンボールが必要になりますし、布団を入れるのにダンボールは非常に小さいです。

それだけではありません。ダンボールは通気性が悪いため、荷造りのために布団をずっと入れておくと湿気がたまってしまいます。場合によっては、カビが生えてしまうことがあります。

寝るために利用する布団であるため、清潔な状態でなければいけません。ダンボールを利用するとうまく梱包できないどころか、布団の状態を悪くしてしまいます。そのため、布団の荷造りでダンボールを使うのは避けましょう。

布団袋・布団カバーを用意する

引越しのとき、ダンボールを使わない荷物もあります。その一つが布団であり、このときは布団袋(布団カバー)を用意しましょう。間違っても、カバーをせず「そのままの状態でトラックなどに詰める」という運び方ではいけません。布団が汚れてしまいます。

布団 カバーとしては、以下のようなものになります。

布団カバーについては、大手の引越し業者へお願いしている人であれば無料でもらうことができます。私も引越し業者から布団袋をもらいました。

以下のような、大手引越し業者であれば依頼するときに布団袋をくれるので必ず送ってもらうようにしましょう。

  • アート引越センター
  • 日通
  • サカイ引越センター
  • アリさんマークの引越車
  • ヤマトホームコンビニエンス(クロネコヤマト)
  • アーク引越センター

大手の引越し業者に依頼しなかったり、自分一人だけの力で頑張ったりする場合、100均(100円ショップ)やホームセンター、ネットショッピングなどで布団カバーを購入するようにしましょう。安い100均などでいいので、必ず入手するといいです。

布団袋の使い方・縛り方はどうする?

それでは、布団の入れ方としてはどのようなものがあるのでしょうか。また、結び方はどうすればいいのでしょうか。

布団とはいっても、敷き布団、掛け布団、毛布、シーツ、枕、枕カバーなどがあると思います。これについて、一人分の布団について布団袋を一枚用意するといいです。

例えば、以下は私が実際に使っている一人分の布団一式です。

当時は一人暮らしであり、単身生活を満喫していました。ベッドの上に布団をしき、寝ていたのです。ただ、引越しをすることになったので引越し業者からもらった布団袋へ詰めることになります。

布団カバーの使い方は簡単です。まず、布団袋を広げるようにしてください。その後、一人分の敷き布団、掛け布団、毛布、シーツ、枕、枕カバーを入れていきます。

入れ方としては、布団を三つ折りにしてください。あとは、布団を入れていくだけです。すべて一枚の布団カバーに詰め込んでいきます。

結び方は簡単です。布団カバーの場合、ひもが付いています。ここを結んでいけば問題ありません。

布団カバーによっては、ひもがないことがあります。また、布団カバーではなく大きなビニール袋で代用している人がいるかもしれません。

そうしたときは、自分でひもを用意するようにしましょう。以下のようなひもを購入し、布団を入れたビニール袋をひもで縛るようにするのです。

なお、一人分の布団であれば布団カバーは一枚で十分なものの、それ以上の布団がある場合は複数枚の布団袋が必要になります。

私の場合、一人暮らしのときであっても来客用に2人分の布団(両親が泊まれるようにするため)が余分にありました。そのため、布団袋は最低でも3枚は必要でした。なお、高級羽毛布団をもっている場合、その布団専用で袋に入れるといいです。

こうした敷き布団、掛け布団、毛布、シーツ、枕、枕カバーなど、すべて入れることでベッドがスッキリするようになります。

なお、ベッドにマットレスがついてあることがあります。マットレスを折りたたむことができる場合、余分に布団袋を調達して入れるといいです。ただ、マットレスを折りたためない場合はそのままの状態でもっていくしかありません。

布団圧縮袋がある場合は活用する

人によっては、布団圧縮袋をもっていることがあります。この場合、わざわざ布団カバーを購入しなくても問題ありません。布団圧縮袋に入れておけば、当日になって引越し業者がそのままもっていってくれます。

布団圧縮袋としては、以下のようなものになります。

入れ方は同じように三つ折りになりますが、掃除機などで吸うことで布団袋を圧縮できます。引越しのときに限らず、部屋の収納でも役に立つので布団圧縮袋を購入しておくのも効果的です。

家族がたくさんいて布団の数が多い人だけでなく、単身の人であっても布団圧縮袋が一つあるだけで非常に便利です。

気になる人はクリーニングも可能

なお、引越しのときに布団カバーをかけるとはいっても、他の家具や家電製品と一緒にトラックへ詰めてもっていくことになります。

新居では多くの荷物が置かれ、その中の一つに布団があるわけですが、トラックのほこりをかぶった状態の布団で寝ることに躊躇してしまう方がいるのも事実です。そうしたときは布団を干すといいですが、引越し日が晴れであるとは限りませんし、新居では布団をかけるための場所がないこともあります。

そうしたとき、布団クリーニングを活用しても問題ありません。「地名 布団 クリーニング」で検索すればクリーニング業者が出てきます。例えば、渋谷周辺へ引っ越す場合は「渋谷 布団 クリーニング」で検索すれば、多くの結果が出てくるようになります。

布団の荷造りで重要な注意点

ダンボールに布団を入れてはいけないことを既に述べましたが、他にも布団の荷造りでは注意点があります。

例えば、シーツを使って布団を梱包してはいけません。稀にシーツで布団を包む人がいます。ただ、これではシーツがトラックの地べたにそのまま置かれることになります。シーツが汚れてしまうため、必ず布団カバーやビニール袋、布団圧縮袋などを用意する必要があります。

ただ、他にも多くの人が抱く疑問がいくつかあります。これについて、以下で述べていきます。

前日の準備で布団を梱包してはいけない

布団の荷造りは引越し日の当日にするといいです。前日に準備してもいいですが、布団の荷造りを先にしてしまうと、自分の寝る場所がなくなってしまいます。当日に布団カバーへ自分の布団を入れれば問題ありません。

ちなみに、もし引越し日になって業者のスタッフが到着したとき、そのままの状態で布団を放置した場合、引越し業者は布団カバーをもっているので当日に布団を入れて持って行ってくれます。いずれにしても、当日に布団の荷造りをするようにしましょう。

布団の間に割れ物を入れてはいけない

多くの人が侵す間違いとして、布団のなかに割れ物を敷き詰めてしまうことがあります。

布団は繊維であるため、非常に柔らかいです。「布団の中に割れ物を入れておけば、布団がクッションになって割れ物を守ってくれるのでは」と考えるのです。

しかし、これは間違いです。まず、引越しのときに布団はわりと雑に扱われます。持ち上げるとき、ダンボールのように特定の一か所だけを下にして持ち上げることはありません。布団を運ぶときは横になったりたてになったりするのが普通です。

また、布団をトラックに載せて運ぶとき、その上に他の重いものを乗せることはよくあります。

そのため、布団袋の中に割れ物を入れている場合、むしろ高確率で破損してしまいます。さらに、布団の中で陶器やガラスが割れると、布団に細かい破片が飛び散って布団が使い物にならなくなります。布団の中に割れ物を入れるのは避けましょう。

布団が不要な場合、ゴミとしての処分も検討する

布団が多くなってしまい、不要な布団がある場合はゴミとして廃棄することを考えましょう。布団は大きく場所を取るため、必要ないものは捨ててしまった方がいいです。

このとき、「粗大ごみに出す」「引越し業者に引き取ってもらう」という2つの方法があります。

「リサイクルに出すことで買取してもらえないのか」と考える人もいますが、布団の買取は難しいです。既にあなたが使っているものであるため、高級布団であっても買取を断られることが多いです。買取ではなく、廃棄を検討するのが無難です。

粗大ごみとして捨てる

基本的に布団を燃えるゴミとして出すことはできません。粗大ごみになります。もし、燃えるゴミとして出した場合は「回収不可」というラベルを貼られることになります。

粗大ごみの出し方は自治体によって異なります。ただ、多くの場合で以下のような粗大ごみ用の処理券を購入しなければいけません。近くにコンビニであればどこでも売っているため、コンビニで買うといいです。

布団をロープやひもで縛った後、粗大ごみのシールを布団へ貼り付けます。あとは自治体が指定する粗大ごみの日に出すだけです。

引越し業者に依頼して廃棄処分してもらう

私の場合、可能な場合は粗大ごみを引越し業者にお願いして廃棄処分してもらうようにしてもらっています。その方が楽ですし、業者によっては処分費用がかからないことがあります。

大手引越し業者によって、粗大ごみを引き取ってくれるかどうかが異なります。そのため、業者に廃棄処分をお願いしようと考えている人の場合、何社もの業者に見積もりを取ってもらうようにするといいです。

私の場合も同様に、引越し業者の営業マンが来たときに「この粗大ごみを引き取ってもらうことは可能か。処分費用はどれくらい必要になるのか」を聞くようにしています。

業者に頼むとき、引越し料金だけでなく「粗大ごみの廃棄の値段」なども考慮する必要があります。処分費用まで含めると、選ぶべき業者が変わってくるはずです。粗大ごみを捨てるとき、数が多いときは無料で廃棄処分してくれる業者を選ぶと安く引越しできます。

布団の荷造りで安く引越しする単身パックの注意点

家族での引越しであれ、一人暮らしの引越しであれ、布団の荷造りが必要になることは多いです。家族での引越しであると、布団カバーを必ず用意してくれます。

ただ、引越しの中でも「単身での引越し」では注意点があります。先ほど、引越し業者に頼むと布団袋をもらえると記載しましたが、単身パックのように値段やサービス内容が決まっている場合、布団袋が入っていないことがあります。

また、単身用の資材セットを取り扱っている業者はあるものの、そのときに布団袋が一枚しか入っておらず、複数枚の布団カバーが必要なときに足りないことがあります。

一人暮らしの引越しでは、費用の安い単身パックを使う人がほとんどです。その場合は単身パックとしてサービス内容が既に決まっているものを利用するため、安く引越しできるものの送られる資材が限られることは認識しなければいけません。もし、布団袋が足りない場合は100均などで購入するといいです。

郵送、宅急便で送る方法でも問題ない

一人暮らしの引越しでは、布団だけ送りたい人もいます。他にも持っていくものがある場合は業者にお願いするべきですが、布団だけとなると値段が高くなります。そこで、安い費用を実現するために引越し先の住所へ郵送・宅配便を活用するのです。

このとき、必ず必須になるものが布団袋です。そのままの状態では断られるため、事前に布団カバーや布団圧縮袋を購入しておき、布団を詰めるようにしましょう。

送る方法としては、郵便局の「ゆうパック」かクロネコヤマトの宅急便が基本です。ゆうパックでも宅急便でも、どちらでもいいですが布団袋に入れた状態で頼むようにしましょう。

ゆうパックであれば、近くの郵便局かコンビニから出すことができます。コンビニで大きな荷物は嫌な顔をされますし、郵便局までもっていくのは大変です。一方で宅急便であれば、電話すれば家まで集荷してくれます。

ゆうパックよりもクロネコヤマトの方が便利で簡単なため、布団を送りたい場合はクロネコヤマトの宅急便を私はお勧めします。

参考までに、クロネコヤマトの宅急便なら布団一人分を2,500~4,500円ほどの価格で送れます。あくまでも料金価格は参考程度なので、送る場所が遠かったり布団の量が多かったりするときは値段が変動すると考えてください。

ただ、布団の数が多い場合は単身パックを利用したほうが安いため、費用については比較検討するといいです。

なお、布団を送るときは到着日を引越し日にするといいです。引越し日に布団がないと寝られないため、必ず引越し当日に布団が届くようにしましょう。

布団が古い場合は新たに買う方法もある

一人暮らしで引越しするとき、使っている布団が古い場合は購入してしまうという方法もあります。いまの布団は粗大ごみとして処分し、新たに買い替えるようにしておくのです。

この場合、いま住んでいる場所で先に布団を購入しておき、引越し日の当日に「引越し場所の住所に布団が送られる」ように手配しておくようにしましょう。現地で購入してもいいですが、引越し当日は大量の荷物整理で忙しいですし、現地で買うとなるとその日寝るために重たい布団をもって帰らなければいけなくなります。

こうした事態を避けるため、先に布団を買うようにしておくとスムーズです。

当日に布団の梱包をして引越しに備える

引っ越し準備をするとき、多くは前日までに作業を済ませる必要があります。ただ、布団の場合は例外的に当日に準備します。また、ダンボールを使うことはなく事前に布団袋を用意しなければいけません。

一人暮らしでも家族での引越しでも、布団の荷造りは必要になります。ただ、荷造りの中でも、布団の準備は他の荷造りとは異なります。

場合によっては布団を廃棄した方がいいことがあれば、単身引越しでは布団だけを送った方がいいこともあります。

また、引越し業者を利用するにしても、単身パックでは布団カバーが含まれていないことがあるため、事前の確認が必要になることがあります。

引越しするときは人によって運ぶべきものが違いますし、引越し業者を利用するときのプランも違います。そこで、どのようにすれば引越しでの料金価格を安く抑えることができるのかを踏まえながら準備するようにしましょう。


引越しのとき、必須となるのが「複数社から見積もりを取ること」です。引越し価格には定価がなく、引越し業者によって見積もり額はバラバラです。そのため複数の業者から見積もりを取るだけで、何万円も節約できます。

例えば、以下は5人家族の長距離引越しで見積もりを取ったとき、4社に見積もりを依頼しました。このとき、最高額は438,264円でした。一方、最も安い業者は198,720円であり、半額以下の料金になりました。複数業者へ依頼しないだけで、大きな損をすることになります。

ただ、自ら業者を探して電話をかけるのは大変です。そこで、必要な情報を入力するだけで完了する一括見積もりを利用しましょう。

 SUUMO引越し見積もり

一般的に引越しの一括見積もりでは登録直後、たくさんの電話がかかってきます。こうした電話が嫌でメールだけで完結したい場合、SUUMO引越し見積もりを利用しましょう。

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