引越しをするとき、困るものの一つに本や雑誌類があります。普通の書籍からマンガまで種類はありますが、こうした書籍類の梱包をどのようにすればいいのか考えてしまうのです。

なぜ、荷造りのときに本が悩みやすいかというと、単純に重いからです。ダンボールに詰めるにしても、かなりの重量になります。そのため、考えながら梱包していかないと後で大変なことになります。

人によっては、1000冊など大量の本を梱包したり、処分したりしなければいけません。

そこで、どのようにして引越しで本の荷造りを進めていけばいいのかについて、雑誌やマンガを含めて確認していきます。

ダンボールは小さいサイズを選ぶ

多くの場合、引越しのときは業者に依頼します。引越し業者に作業をお願いするのですが、荷造りについては自分で行うケースがほとんどです。引越し業者に荷造り・梱包までお願いできるプラン(おまかせパック)はあるものの、引越し料金が2~3倍に跳ね上がるため、荷造りは自分でするのです。

自ら梱包する場合、引越し業者からは2種類のダンボールが送られます。小さいサイズと大きいサイズです。それぞれ、以下のようになります。

このうち、どのサイズが適切なのかというと、書籍を詰めるのは小さいサイズのダンボールになります。

大きいサイズのダンボールというのは、たくさん詰めてもそこまで重量のないものを入れていきます。例えば洋服や靴、その他小物類です。

それに対して、小さいサイズのダンボールでは詰めることで重くなるものを入れます。例えば食器や洗剤類などになります。そして、本も小さいダンボールへ入れることになります。多くの雑誌やマンガを梱包すると非常に重くなるからです。

大きいサイズのダンボールに本を入れた場合、ダンボールの底が抜ける恐れがあります。また、ダンボール自体が非常に重くなるので運搬しにくいです。そのため、重量感のある荷物については小さいダンボールに入れるのが適切です。

本の梱包方法・入れ方

どのようにして本を梱包すればいいのかというと、まずは同じサイズの本をまとめるようにしてください。本はそれぞれ大きさがあり、バラバラのサイズであるとうまく本を詰めることができません。

その点、マンガ(単行本)は基本的にどれも大きさが同じです。そのため、本棚にある本や雑誌をダンボールに詰めるとき、最初はマンガから取り掛かるといいです。

ダンボールへの入れ方については、単純にそのまま箱詰めしていけば問題ありません。できるだけすき間ができないように箱詰めしていきます。

マンガ本だとこのように、比較的すき間なく埋めることができます。本棚にあるものの中でも、マンガやCD類はサイズがどれも同じなので梱包しやすいです。

ただ、マンガやCDとは違い、普通の本や雑誌となるとサイズが異なるため、前述の通りサイズが似たものを合わせたうえで箱詰めするようにしましょう。

例えば、以下のようになります。

本を梱包するとなると、どうしてもすき間が出てきます。これについては仕方ありません。もし、運搬中にダンボールがゴトゴトと動くため、本を傷つけたくないという場合、緩衝材やタオルを敷き詰めるようにするといいです。

ちなみに私の場合、面倒なので緩衝材などはなく、すき間のある状態のままダンボールに封をしました。

なお、引越しのときに「本の縛り方」について調べようとする人がいます。ただ、引越しのときに「持っていく本」を縛ることはありません。廃品回収のゴミとして出すときは本を縛るものの、新居へもっていく本についてはダンボールに箱詰めするだけとなります。

本を売る・処分するという選択

保有している本が多い場合、すべてをもっていくのではなく「売る」「廃棄処分する」という選択肢も視野に入れましょう。「捨てられない」という気持ちはわかりますが、無駄に重いダンボールが増えることになるため、1年以上読んでいない本については売るか処分しましょう。

無駄にダンボールの数が多くなると、それだけ大きいトラックを呼ばないといけなくなって引越しの値段が跳ね上がります。また、新居で多くの本を再び本棚に並べなければいけませんし、次の引越しのときも同じように大量の本を梱包する作業が出てきます。

そこで、何冊もの本を捨てるようにするといいです。このとき、廃棄処分には2つの方法があります。

・買取に出す

第一に考えるのは売ることです。あなたの家の近くに、ブックオフなどの古本屋があると思います。そこへもっていくようにしましょう。

自動車を所有している場合、ダンボールに本を詰めてもっていきます。非常に金額は安いですが、古本の買取をしてくれます。特に本を縛る必要はありません。ダンボールに本を詰め込み、そのままブックオフなどの古本買取の店までもっていけば問題ありません。

ただ、すべての人が車をもっているわけではありません。特に東京に住んでいる人は自動車をもっていないことが多いです。

そうした場合であっても、ネット上から依頼したり、宅配によって買取してもらったりできるサービスがあります。自分が店に行かなくても、現在では家から送るだけで問題ないのです。例えば、以下のようなサービスです。

送料無料で買取をしてくれるサイトも多いため、こうしたサービスを活用しても問題ありません。

・資源ごみとして捨てる

ただ、古本屋にもっていったり、買取の宅配依頼作業が面倒だったりすることは多いです。そうした場合、どうするのがいいのでしょうか。

この場合、捨て方としては資源ごみがあります。このときはダンボールに詰めるのではなく、紙袋に入れたり、本をまとめて縛ったりしたうえで処分します。縛り方については、十字で縛れば問題ありません。

大量の本がある場合、「いくつもの本を縛った後、重い本を資源ゴミ回収場所まで運搬する」という大変な作業が待っています。本を捨てるのは大変ですが、少しずつ作業を進めるようにしましょう。

また、自宅の近くを「チリ紙交換のトラック」が回っている場合は、声掛けして引き取ってもらうといいです。運搬作業がなくなりますし、多少なりともトイレットペーパーなどと交換してもらえます。

電子書籍を活用する

人によって考え方は異なると思いますが、紙の本を購入するよりもいまは電子書籍の方が便利です。物理的な場所を取ることがなく、引越しのときに本を捨てる作業が発生せず、好きなときに場所を選ばずいつでも読むことができます

書籍の良いところは、パラパラと本をめくることができる点です。そのため、特定の場所をピンポイントで読み返したいときに便利です。

一方で電子書籍の場合、読み返すのは非常に面倒です。そのため、「特に読み返すことはない」「マンガのように、読み返すにしても最初から」という場合に向いています。私も以下のように、いまでは場所を取らない電子書籍を頻繁に活用しています。

さすがに、いま保有している本(紙の本)をスキャンして電子化するのは労力が大変なのでおすすめできません。ただ、必要ない本や雑誌類を捨てて、これからは電子書籍を含めて活用すればいいのではと思います。

本は持ち運びしなければいけないものの、電子書籍なら携帯電話に入れておくことができます。満員電車の中でも問題なく本を読めるため、非常に便利です。本の収納や片付けを考えることもないため、いまの私は本を買うとき、基本は電子書籍にしています。

本の引越しで注意すべき点:雨の問題

こうして本棚の中身をそのまま箱詰めしていくわけですが、書籍を詰めるときは一つ問題があります。それは、引越し日の当日に「雨が降る」ことです。

ダンボールは紙でしかないため、雨の日に引越しをするとなると高確率で水が染みていき、本がフニャフニャになってしまいます。これが嫌な場合、ダンボールの中にあらかじめビニールシートを敷くようにしましょう。

また、既に梱包が終わってしまった場合、引越し日の当日が雨であればダンボールの上からビニール袋をかぶせるようにしてもいいです。

書籍は雨に弱いため、こうしたことまで考慮して引越し準備を進めましょう。

本棚の引越し方法

最後に認識しなければいけないものとして、本棚の引越しがあります。本や雑誌、マンガは本棚に置くことになりますが、最終的には以下のように空の状態になります。

本棚については、引越し日の当日まで何もしなくて問題ありません。当日、引越し業者が専用の梱包材を用いて運搬してくれます。

例えば、以下は実際に引越しをしているときの様子ですが、このように丁寧に梱包されることになります。

つまり引越しのとき、以下のような作業になります。

  • 本、雑誌、マンガ:小さいダンボールへ詰める
  • 本棚:当日まで何もしない

書籍については事前準備が必要になるものの、それ以外の本棚については引越し業者に運搬を丸投げするようにしましょう。

重量があるからこそ、本の梱包を考えるべき

重さのある荷物は梱包が大変です。その一つが本になります。大きなダンボールに詰めると非常に重くなってしまうため、小さいダンボールを選んで詰めていくようにしましょう。

このとき、入れ方としては本のサイズを揃えて詰めるようにしてください。マンガはサイズがそろっていますが、普通の書籍や雑誌は大きさがバラバラなので揃える必要があります。

ただ、すべての本を運搬するのではなく数を減らしましょう。つまり、本を買取に出したり捨てたりするのです。一人暮らしの単身引越しであっても、本の数は多くなりがちです。荷物量を少なくするためにも、できるだけ処分するといいです。

荷物量が少ないほど引越し料金は安くなり、作業量も少なくなるので一石二鳥です。

本や雑誌、マンガの運搬は大変です。そのため、早めに準備をして荷造りを行い、引越し日の当日に備えるようにしてください。

引越しのとき、必須となるのが「複数社から見積もりを取ること」です。引越し価格には定価がなく、引越し業者によって見積もり額はバラバラです。そのため複数の業者から見積もりを取るだけで、何万円も節約できます。

例えば、以下は5人家族の長距離引越しで見積もりを取ったとき、4社に見積もりを依頼しました。このとき、最高額は438,264円でした。一方、最も安い業者は198,720円であり、半額以下の料金になりました。複数業者へ依頼しないだけで、大きな損をすることになります。

ただ、自ら業者を探して電話をかけるのは大変です。そこで、必要な情報を入力するだけで完了する一括見積もりを利用しましょう。

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