引越しのときにもっていくものがあれば、処分するものもあります。ただ、人形やぬいぐるみは荷造りのときに梱包してもっていくにしても、捨てて処分するにしても困りやすいものの一つです。

特に愛着のある人形やぬいぐるみであると、処分方法には注意しなければいけません。場合によっては、適切な供養が必要になることがあります。

ここでは、引越しのときに困りやすい人形・ぬいぐるみの荷造りや処分方法について確認していきます。

人形・ぬいぐるみを重要度に分ける

引越しするとき、すべてをもっていくわけにはいきません。そこで、重要度に応じて人形・ぬいぐるみを分ける必要があります。このときは以下の3つに分けるようにしましょう。

  • 大切に運ぶべき人形・ぬいぐるみ
  • クッション材として利用するぬいぐるみ
  • 処分する人形・ぬいぐるみ

それでは、それぞれの用途ごとに以下で詳しく確認していきます。

大切に運ぶべき人形・ぬいぐるみ

人形やぬいぐるみの中でも、非常に愛着があって大切にするべきものがあると思います。これについては、荷造りのときにダンボールに入れて丁寧に詰めるようにしましょう。「人形・ぬいぐるみ専用のダンボール」を作り、そこへ詰めるのです。

例えば、以下のぬいぐるみは私が結婚したときに「結婚指輪の購入特典」としてもらったぬいぐるみです。私が妻へ婚約指輪を送ったとき、ぬいぐるみも一緒についてきました。このぬぐいみは結婚式のときにも活躍しており、まさか捨てるわけにはいきません。

そのため、梱包のときはダンボールへ丁寧に入れることにしました。当然、このぬいぐるみだけではすき間が空きます。そこで、家に置いてあった他の人形やぬいぐるみ、タオルなど、柔らかいものをダンボールへ一緒に詰めるようにしました。

なお、中には日本人形やフランス人形、フィギュアなど繊細な人形が存在します。これを新居に持ち運びたい場合、プチプチなどの緩衝材などでくるむといいですが、私の場合は面倒だったのでタオルなどを詰めたダンボールの中へ人形類をまとめていれるようにしました。

例えば、以下のようにタオルを敷き詰めておき、小さめのダンボールの中に大切な人形やフィギュアなどを詰めていくのです。

注意点としては、新聞紙で梱包しないことがあげられます。大切な人形やぬいぐるみに新聞紙のインクが移ってしまっては大変だからです。

特に雨の日の引越しになると、ダンボールのすきまから水が入って新聞紙がぬれてしまい、ダンボールからぬいぐるみを出したときに新聞紙のインクが移っていて大きなショックを受けることがあります。こうならないためにも新聞紙の利用を避けましょう。

新聞紙を使うにしても、大きなビニール袋に人形・ぬいぐるみを入れた状態で新聞紙を敷き詰めるようにするといいです。

ちなみに、大切なぬいぐるみをダンボールに詰める場合、いずれにしてもビニール袋に入れるといいです。梅雨や雨の日であると、どうしてもダンボールが濡れてしまいます。そうしたとき、大切な人形やぬいぐるみが濡れないようにあらかじめ袋に入れておくのです。

クッション材として利用するぬいぐるみ

そこまで大切にしているわけではないものの、引越しのときに新居へもっていきたいぬいぐるみがある場合、クッション材として活用するといいです。

人形やフィギュアはクッションとして利用できないものの、柔らかいぬいぐるみであればクッション利用が可能になります。

引越しでの荷造りでは、梱包するときにすき間を埋めるためにタオルを活用することがあります。そこで、タオルと同じようにぬいぐるみをクッション材の代わりとして活用するのです。

例えば、以下のように鍋やフライパン類を詰めることがあると思います。これらは必然的にすき間ができますし、もしトラックで運んでいるときに揺れると傷んでしまう恐れがあります。そこで、クッション材としてぬいぐるみを利用するのです。

クッションになるぬいぐるみとしては、そこまで大切にしていない次のようなぬいぐるみであれば問題ありません。

すき間にぬいぐるみを入れて運ぶことができますし、緩衝材となるので他の道具を守ることができます。引越しが完了した後はぬいぐるみを取り出すだけなので非常に楽です。

処分する人形・ぬいぐるみ

最後に、処分する人形・ぬいぐるみの仕分けをしましょう。人形やぬいぐるみを捨てる場合、最も楽な方法としては、大きな袋に入れてそのままゴミとして処分することがあります。私も引越しをするときはいくつものぬいぐるみをゴミとして処分したことがあります。

普通の家庭ごみ(燃えるゴミ)として捨てることができるため、そこまで思い入れのない小さい人形やぬいぐるみなら、そのまま処分すればいいです。

ただ、何の変哲もないぬいぐるみであれば問題ないかもしれませんが、人形の中にはゴミとして捨ててしまうことを躊躇するものがあります。例えば、以下は私の妻が「ベビーマッサージを習うために使っていた人形」であり、いまでも家に飾ってありますが、日本人形を含めこうした人形を捨てたら呪われるのではないかと思ってしまいます。

もちろん、そうしたことを気にしない人であれば何も問題ありません。しかし、そうでない場合は適切な処分方法を検討するようにしましょう。

このとき、人形やぬいぐるみを処分する方法としてはいくつか存在します。

・寺や神社で供養してもらう

魂が宿っていそうでそのまま処分するのが嫌な場合、近くの寺や神社で供養してもらう方法があります。

このときは「地域名 人形供養」で検索してみてください。例えば、東京に住んでいる人であれば「東京 人形供養」で検索すると、人形供養をしている寺や神社がたくさん出てきます。毎日、人形供養を受け入れている神社もあるほどであり、わりと頻繁に供養が行われています。

全国の神社でお焚き上げという供養が行われているため、ここに参加するようにするといいです。

人形供養するとき、一般的な相場としてはみかん箱一箱(たて+横+奥行=約70cm以内)の大きさまでであれば5,000円ほどの費用で供養してくれます。

・海外の発展途上国に寄付する

処分するとき、他の誰かにあげるという方法もあります。近くの保育園にあげるのではなく、このときは海外の支援団体に寄付するのが一般的です。

「人形 寄付 海外」などで検索すると、海外の支援団体へ寄付するためのウェブサイトが出てきます。

このときは箱に人形を詰め込み、支援団体へ送ります。寄付とはいっても送料はこちら負担になりますが、大切にしていた人形は海外の子供たちの間で有効活用されるようになります。

送料はダンボールの大きさによって異なりますが、「たて+横+奥行=120cm以内」であれば集荷料金は2,400円ほどになります。供養してもらうよりも安上がりであり、人形やぬいぐるみは海外で活躍することになります。

・価値のある人形やフィギュアなら売る:買取してもらう

中には、価値のある人形やフィギュアをもっているケースがあります。この場合、単に捨てるのはもったいないです。リサイクルショップやネットオークションなどで買取してもらうようにしましょう。

自らネットオークションに出すのが面倒な場合、リサイクルショップへ出向けば問題ありません。数分ほどで値段をつけてくれて買い取ってもらえます。例えば、ディズニーグッズなどで珍しい人形をもっている場合、高値が付くこともあります。

買取に出す場合、事前にできるだけキレイにしておくようにしましょう。このときは箱やタグなどがあるほど買取価格が高くなります。箱やタグまで家に残っている場合、リサイクルショップなどへ買取に出すとき一緒にもっていくといいです。

ゴミ箱に捨てる場合は1円にもなりませんが、リサイクルに出せば引越し費用の足しにすることができます。

ダンボールに詰めるのが面倒な場合の梱包方法

このようにして人形やぬいぐるみの梱包・処分をしていきます。ただ、このとき迷うのが「そこまで大切ではないものの、引越し先にはもっていきたい人形やぬいぐるみ」です。

先ほど、こうしたぬいぐるみ類はクッション材として利用すればいいと紹介しました。ただ、ぬいぐるみの数が多いと面倒ですし、大きなぬいぐるみであるとダンボールの中に入りません。そうしたとき、どのようにすればいいのでしょうか。

一つの袋に人形やぬいぐるみをガサッと入れている状態であると、多くのケースで引越し業者に断られてしまいます。トラックで運んでいる途中で袋が破れてしまい、人形やぬいぐるみに汚れが付く恐れがあるからです。こうした責任を取れないため、単に袋へ入れただけでは断られてしまうのです。

もっとも効果的な方法としては、袋に入れて自家用車で引越し先までもっていくことがあります。ただ、全員が車をもっているわけではないですし、引越し先が遠い場合は難しいです。そこで、この場合次のような方法で人形やぬいぐるみを運ぶといいです。

ふとん圧縮袋を活用する

ぬいぐるみの数が多かったり、サイズが大きかったりする場合、ふとん圧縮袋の中に入れるといいです。ふとん圧縮袋であれば、引越し業者は問題なく運んでくれます。

例えば、以下は引越しのときに利用したふとん圧縮袋です。

このようにふとんをいれたとしても、まだすき間があいていることがわかります。そこで、こうしたすき間へ人形やぬいぐるみを敷き詰めていくのです。大きなぬいぐるみであっても問題なく入ります。

もちろん、ふとん圧縮袋のなかにふとんを入れず、ぬいぐるみ専用の入れ物として引越しのときに利用しても問題ありません。

ハンガーボックス

ぬいぐるみを梱包せずに詰め込むだけで引越し業者へ頼む最も手軽な方法として、ハンガーボックスがあります。

中小の引越し業者ではありませんが、大手の引越し業者であればどこに頼んでもハンガーボックスを用意してくれます。ハンガーボックスとは、以下のようにハンガーに服をかけたまま運べるボックスのことを指します。

このように引越し当日にハンガーにかかったまま服を詰め込んでいくのですが、服の下にはスペースが生まれます。このスペースにぬいぐるみを敷き詰めていくのです。

もちろん、大きなぬいぐるみについても問題なく入ります。ダンボールにきれいに敷き詰めるほどではないぬいぐるみ(多少は汚れてもいい人形やぬいぐるみ)であれば、事前に準備などはせずに当日ハンガーボックスへぬいぐるみを入れるといいです。

人形・ぬいぐるみは荷造りのときに困りやすい

大切な人形やぬいぐるみであれば、ダンボールへ丁寧に敷き詰めて運べばいいです。ただ、人形やぬいぐるみ、フィギュアの数が多いとかさばりますし、大きいぬいぐるみでは荷造り困ってしまいます。

そのため、ここで紹介した通り多少は汚れてもいい人形やぬいぐるみに関してはクッション材として利用したり、ふとん圧縮袋に詰めたりするようにしましょう。

また、人形やぬいぐるみを捨てるときに躊躇してしまう人は意外と多いです。何も気にせずに捨てることができる人なら問題ありません。ただ、少しでも気になる場合は「神社の供養に出す」「海外の発展途上国へ寄付する」などを宣徳するといいです。

希少価値の高い人形やフィギュアなどでは売ることで引越し費用の足しにすることも可能なので、買取してもらうことを考えても問題ありません。

意外と多くの人が悩む引越し時の人形・ぬいぐるみの梱包・処分ですが、このようにして荷造りを進めていくといいです。


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